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2020.05.01

日々の暮らしを彩るプロフェッショナルの仕事術 vol.1

「自分の興味に忠実に。何事も体験することで、新しい道が拓ける」
artless Inc. 代表 川上シュン氏

 

 

日本を代表するクリエーターをゲストに招き、独自の仕事術を伺う本連載。
第一回はクリエイティブディレクター・アーティストとして活躍するartless Inc.代表、川上シュン氏。「hotel koe tokyo」のアートディレクションや「フォーシーズンズ京都」のサインデザインなどを手掛ける彼が独立をしたのは、若干22歳のとき。駆け出しのデザイナーだった当時から、仕事に対するスタンスは変わらずシンプル。「結局、何をやりたいのかが一番大事」という、その仕事術の真意とは。

 

 

 Work

 

– hotel koe tokyo –

 

 

– FOUR SEASONS HOTEL KYOTO –

 

 

– MIST Hot Spring Hotel –

 

 

 

 interview

 

副業で始めたWebサイト製作が独立のきっかけ。

 

-まずは川上さんのお仕事について教えてください。

アートレスという会社は、ブランディングにフォーカスをした、いわゆるクリエイティブエージェンシーです。基本的には、企業のブランディングに関わるアートディレクションを包括的に手掛けているので、グラフィック・サイン・ロゴ・建築・インテリアなど……仕事の内容は多岐に渡ります。「目に見えるものは可能な限りデザインしたい」という思いでやっているので、どうしても一言では表せないんですよね。

根本的にはピュアにデザインをしていたいという欲求があって、良い物を作るために仕事をしています。デザインでお金をいただく=ビジネスではあるんだけれど、ギャランティーが良くても、本質的に良いものを作れないならやらなくていいとさえ思っているくらい。
デザインって、好きじゃないと続かないんですよ、多分。

 

-川上さんは22歳の時にアートレスを立ち上げられました。当時は若者の起業がまだ少ない時代でしたが、どんなきっかけだったのでしょうか。

僕はもともと学校に通うことが好きではなかったので、19歳のときにデザイン事務所に入りました。そこでグラフィックデザイナーとして仕事をしながら、独学でデザインやアートを勉強したんです。それであるとき自分のポートフォリオを載せるためのWebサイトを作ってみたんです。そうしたら、「ウチのもやってくれないか」と相談を受けるようになって。当時はまだインターネットが一般的ではない時代だったので需要も多く、副業的にWebサイトの制作をやり始めたことが、後の独立に繋がっています。

 

-独立にあたって、不安はなかったですか?

なかったですね。あの頃はまだ若かったし、社会を知らなかったから。独立することがどれだけ大変かっていうことも、そんなにヘビーに考えていなかったんですよ(笑)。独立をした2000年前後は、ブロードバンドによってデジタル化が急激に進んだり、フリーランスという言葉も少しずつ認知されだしたタイミングだったので、時代が良かったというのもありますね。FAXではなくてメールを使うようになったりとか、変化の時期でした。

 

 

建築・インテリアのデザインへ興味が変化。

 

-独立後はグラフィックデザインとWebサイト制作を主に行っていた川上さんですが、現在ではホテルやレストランのデザインまで手掛けられています。どんな心境の変化があったのですか?

僕の仕事のスタンスは昔からシンプルで、次はどんな時代が来るかな?と常に情報感度を高く保っているので、時代が変化すると同時に、僕の興味も変化していくんです。その時代に必要とされるものを独自に勉強するようにしていて、そこから新しい仕事に繋がっていくんです。

独立当初は世の中がインターネットの方向を向いていたので、デジタルの分野に対してどうクリエイティビティを発揮するかに興味がありましたが、今はもっとフィジカルなもの、つまり体験が求められていると思うので、自然とホテルやレストランなど、体験と連動したデザインに興味が移っていったというイメージですね。

 

-独立後はグラフィックデザインとWebサイト制作を主に行っていた川上さんですが、現在ではホテルやレストランのデザインまで手掛けられています。どんな心境の変化があったのですか?

僕の仕事のスタンスは昔からシンプルで、次はどんな時代が来るかな?と常に情報感度を高く保っているので、時代が変化すると同時に、僕の興味も変化していくんです。その時代に必要とされるものを独自に勉強するようにしていて、そこから新しい仕事に繋がっていくんです。

独立当初は世の中がインターネットの方向を向いていたので、デジタルの分野に対してどうクリエイティビティを発揮するかに興味がありましたが、今はもっとフィジカルなもの、つまり体験が求められていると思うので、自然とホテルやレストランなど、体験と連動したデザインに興味が移っていったというイメージですね。

 

-何か川上さん流の学び方みたいなものがあるのでしょうか?

勉強するとはいっても、そんな大それたことではないんです。ある意味、趣味みたいなものというか。根本的に僕はデザインが好きでこの仕事をやっているので、新しいものを見たり触れたりすることは自分にとってエンターテインメントなんですよ。好きなものを追求するのって、苦にならないじゃないですか。

だからホテルのデザインをしたいと思ってからはじめたのは、とにかく良いと思ったホテルに泊まることです。それこそ、1泊何十万円もするようなホテルにわざわざ泊まったこともあります。だって、自分で体験してみないと良いところも悪いところも、泊まった人の気持ちもわからないから。それがどれだけの経験価値やスキルとなって還ってくるかは未知数だけど、でも僕はケチらず経験に投資するようにしています。それが学びになっているし、ステップアップに繋がっているのは確か。でもそれを勉強とか視察っていうつもりで行っているわけじゃなくて、そういう体験をすることが僕のプライベートの楽しみにもなっているんですよね。

 

-とりあえずやってみる、見に行ってみる。それは立派な自己投資なんですね。

そうです。そこで大切なのは、“なぜ自分はそれを良いと思ったのか”というところまで考えること。そうすることで、自分はこの書体が好きなんだとか、この色使いが特徴的な空気を作っているんだなとか、こんな歴史的な価値があるのかとか、色んなことに気付けるようになります。今は何でもインターネットで行ったつもり、知ったつもりになってしまいがちですから、実際に肌で感じることは、とても貴重なことです。

 

 

やりたいことがあるなら、惜しまずお金を使うべき。

 

 
-やりたいことがあっても、一歩が踏み出せない人も多いかと思いますが、何かアドバイスはありますか?

出来ない理由を探す前にやれば良いじゃんって、僕は常に自分に言い聞かせています。
フォードの創業者も「40歳になるまでは貯金などするな」と言っているんですが、どんどん自分の身になることに対してお金を使うべきだと思いますね。

 

 

-スタッフの方たちの中にも、川上さんみたいに旅をしたいという人はいますか?

いますよ。それに、会社としても行きたければ行ける体制を作っているつもりです。雇用契約書に、土日祝に加えて希望日を休みとするってちゃんと明記しているんですよ。もちろんプロフェッショナルとして担当の仕事に影響がないように調整は必要ですけど、仕事を抱えていてもスマホやノートパソコンで仕事が成り立つなら、全然OKです。

というのも、実は僕も独立する前、半年間休みをもらってニューヨークに滞在したことがあるんですよ。ニューヨークのデザインやアートに憧れていて、街並みから美術館、ギャラリーなどいろんな所を見て回ったんですが、思い返してみると、そのときの旅が人生で一番のターニングポイントだったと思うんです。貯金はなくなっちゃいましたけど、もし行っていなかったら、今の自分はないかもしれないくらい。

よくお金がないから行けないと言う人もいますけど、やり方って色々あるじゃないですか。本当に行きたかったら、バックパッカー的にいくのでもいいし、週末に引っ越しのバイトをしたりとかして貯めたり、そのぐらいのことをする価値はあると思いますよ。小さなことでも、一つ一つ経験を積み重ねていくことが価値として自分の中に残るから。

 

-最後に、今後の目標をお聞きします。アートレスとして、川上シュンさんとして、どのようにお考えですか?

僕にとってのゴールは、お金をたくさん稼ぐとか、そういうことではないんです。もちろん企業売上でもないし、会社の規模の拡大でもありません。時代に必要とされ歴史に残るクオリティでのデザインを作っていくことが、ヴィジョンでありゴールです。アートレスという会社は、そのためのチームだと考えています。チームは可能性を拡張してくれます。そして、このチームの可能性を広げ良い仕事をするためにも、自分だけでなく、身の回りの人たちのQOL(クオリティ オブ ライフ)の指数を上げていくような取り組みができるといいなと思っています。

個人的には、これからももっといろんなものを体験したいですね。ホテルやレストランもそうですが、様々なスタジアムやミュージアム、世界中の空港とか。都市開発にも興味があります。体験と連動したデザインの新しい在り方を今後も探っていきたいですね。

 

 

 Column

 

日々を彩るプロフェッショナルの愛用品

 

プロフェッショナルたちが普段持ち歩いている必需品や仕事道具を見せていただきながら、モノに対するこだわりを紐解く。

 

 

川上さんが普段から持ち歩いているものは、とてもミニマルだ。並べてみるとこの通り。ものが少ない分、色や素材感にこだわっているという。
「ファッションでも同じですが、基本はブラックでまとめていて、小物には色を使っていいというレギュレーションにしています。ただ、使う色はなるべく統一するようにしていて、iPhone、パスケース、あと名刺のデザインにグリーンを取り入れています」

 

 

中でも最近使い始めたというのが、yuhakuのパスケース。実は川上さんはyuhakuのロゴを手掛けた張本人。シンプルな中に色を取り入れるというフィロソフィーで一致しているからか、川上さんの持ち物の中にもごく自然に馴染んでいる。そこにも川上さんらしい理由があった。

 

 

「少し前からキャッシュレス生活を始めたんです。持ち歩くのはカード数枚だけなので、財布ですら持て余すから、パスケースを使うようになったんです。選んだ一番のポイントはクラフト感。持ち物の中で、唯一のレザーアイテムなんですよ」
他のアイテムがすべて金属などの無機物でできているために、「人が関与している気配が欲しかった」と、そのこだわりの真意を教えてくれた。

 

「yuhakuの商品は色ももちろん素晴らしいのですが、クラフトマンシップ的なディテールへのこだわりとクオリティの面で、今の時代に必要だと思いますし、今後のポテンシャルを感じています。ある意味デジタルな僕のキャッシュレス生活に温かみをあたえてくれていますね」

 

 

  Profile

 

川上シュン

1977年、東京都出身。19歳でデザインとアートの世界に飛び込み、22歳の時に独立、翌年の2001年「artless Inc.」を設立。
グラフィック、映像、インスタレーション、インテリアデザインなどの多様なジャンルを手掛けるブランディングディレクター・アートディレクターとして国内外で活躍。また、アーティストとしても活動しており、定期的に作品を発表している。
「NYADC Young Gun 6」選出、カンヌ国際広告祭金賞、iFデザイン賞のほか、受賞多数。
http://www.artless.co.jp/

 

 

  Goods

 

川上シュン氏が選ぶyuhakuのアイテム

Luce e Ombra パスケース

商品番号:YLO181
カラー:Green

 

 

Staff credit

Photo:Masato Sawada
Text:Ryo Ishii
Direction:Yuichiro Nomoto

 

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