
yuhakuの語る色 vol.1
「Blue」
yuhakuの色へのこだわりを語る - yuhakuの語る色 - 数ある展開色の中で、第一弾は「Blue」を特集します。 色に魅せられ、色の変化を楽しみ、最後はお手元で色を完成していただく。 色を通じて、お客様の日々の暮らしに彩りを感じていただけることをyuhakuは目指しております。
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yuhakuの語る色

理想の色の追求するために
素材本来の色と染料の掛け合わせを考慮しながら、理想の色が完成するまで何度も試作を重ねます。 例えば、同じ青系統でも十数種類の染料を使い分け、理想の色を追求します。1色を染め上げるのに4~8色の色を重ねるため、5色展開の商品では30色近く使うことも。

Blueの歴史
yuhaku前身ブランドの『ameno spazio』時代に、お客様から青色で染め上げるシューズをオーダーいただいたのが、Blueの始まりです。程なくして、yuhaku初代のシリーズVeratulaの1色として展開を開始しました。この頃のBlueは、創業者の仲垣が好んだブルーグリーン。 その後、エイジング(経年変化)を見越したり、素材の特性やシリーズのコンセプトに合わせたりといくつもの色や染めの改良を経て、現在の鮮やかな青みの強いBlueに。

なぜBlueに魅せられるのか
鮮やかでありながら見ていると落ち着きを与えてくれる。 そんな澄んだ空や海のような美しさがyuhakuのBlueにはあります。 この魅せる色は、スフマート技法(深み、ボリュームや形状の認識を造り出すため、色彩の透明な層を上塗りする絵画の技法)を取り入れた、無段階グラデーションによって生み出されています。

現在のBlue
現在のBlueは鮮やかな青みの強い色ですが、実はシリーズのコンセプトに合わせて色のトーンを変えているのも特徴です。 例) ・Veratula(素材:カーフスキン):下地の層の革が白っぽいため、透明感あって鮮やか。 ・Diamant(素材:コードバン):下地の層が黒っぽいため、重厚感があり艶やか。 ぜひ、シリーズごとの表情の違いもお楽しみください。

Blueの完成形は未来
創業者の仲垣が最も美しいと感じるBlueはブルーグリーン、それは「海を感じる色」。 現在のBlueは、あえて青みを強くすることでエイジング(経年変化)したときに、その完成形の色になるよう計算し、染め上げています。財布の場合、完成形の色になるまで1年ほどが目安です。 お客様のその色がどう育っていくのかを楽しみにしながら付き合っていただきたいとyuhakuでは考えております。
同じ色でも表情が異なる
シリーズでBlueを比較
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