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2020.02.11

世界一の手染めレザーブランド yuhakuができるまで
vol.02:手染め

 

 

絵画のように何色もの色を重ねて染め上げる

 

仲垣氏が長年にわたって行ってきた絵画制作の技術をもとに、研究を重ねて完成させたのが「yuhaku」の手染め技術。革を染めながら、色を重ねていくこの技法は世界でも類を見ない独自のものだ。すべて職人の手作業で行われるこの技法は、思い通りの仕上がりにするために多くの経験と優れた美的感覚が必要不可欠。そのため「yuhaku」の職人の多くが美大などでアートの勉強をしてきた経験をもっているという。アーティスティックな感性と、それを活かせる技術、経験が重なりあってはじめて美しく仕上がる革の芸術が「yuhaku」の製品なのである。

 

僕達はアートをつくるような気持ちで製品作りに臨んでいます

 

型入れをしてパーツを切り出した後、本格的な染めの工程が始まる。「yuhaku」の場合には少なくとも4色、多いものだと8色の染料を使用し手染めを経て商品になっていくという。使用するのは色落ちを考慮して水に溶けにくい性質をもったアルコール性の染料。第一層と同じく手を丸く動かしながら少しずつ染めていく。1色、2色と染め進んでいく度に革は次第に深みのある色へと変化。グラデーションもより明確になっていく。「こうやってひとつずつ手作業で染めていくので職人の感性が重要になります。僕達はアートをつくるような気持ちで製品作りに臨んでいます」と仲垣氏。こうして染められた「yuhaku」の革は二つとして同じものが無い特別な存在なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ青系統でも十数種類の染料を使い分け、理想の色を追求しています

 

染料は色々なメーカーのものを試し、現在は国内外のメーカー数社の染料を使用している。ただし、そのまま使うことは稀。理想的な色に仕上げるためには、同系色でも様々な濃淡、明暗のある染料が必要不可欠。そのためメーカーに開発を依頼したものや独自のレシピをもとに調合したものを使用しているという。「同じ青系統でも十数種類の染料を使い分け、理想の色を追求しています。1色を染め上げるのに4~8色の色を重ねるため、5色展開の商品では30色近く使うこともありますよ」と、ことも無げに言う仲垣氏。普通のメーカーではとても真似出来ない気が遠くなるほどのプロセスを当たり前に進めるこのスタンスに「yuhaku」の染めの本懐があるように感じた。

また、使っているうちに色が深みを増していくのも「yuhaku」の製品がもつ特徴。これも顔料やワックスを載せるのではなく、革を染めているために起こる現象のひとつ。ベースとなるベジタブルタンニン鞣しの革が濃い色へと変色するため、それにともなって見た目も深い色に変わっていくのだ。使い込むほどに自分だけの色になる、革製品本来の楽しみが味わえる。

 

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