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- お手入れと修理
お手入れと修理
- 日々のお手入れ
- 傷がついた場合
- 水に濡れた場合
- 防水スプレーについて
- メンテナンスについて
- 修理について
- 磨き直し・染め直しメンテナンス事例
- 修理事例
- 修理の依頼やご相談
日々のお手入れ
目に見えなくても汚れや油脂などが表面に残ったまま時間が経ってしまうと、 革に浸透して落ちにくいシミや汚れの原因になるだけでなく、革の傷みのもとになることもございます。日ごろのメンテナンスとして、きれいで柔らかい布を使いしっかりと乾拭きしていただくことをおすすめします。
傷がついてしまったら
製品をお使いいただく中で爪で引っ掻いてしまったり、カギなどの金属と接触することによって傷がついてしまうことがあります。
革の表面がえぐれてしまうとその補修は難しいですが、浅い傷であれば乾いた布と革用クリームを用いて正しくケアすることでその傷は目立たなくなります。
水に濡れてしまったら
雨の日や、濡れた手で触ってしまったときには、きれいで柔らかい布を使い素早く乾拭きをしてください。 水分が革に浸透してしまうと水ジミや硬化の原因となります。 水濡れが不安な方はあらかじめ革用クリームなどを使い、水分が浸透しにくい状態を保つことをおすすめします。
特にコードバンなど水分が浸透しやすい製品を扱う際にはご注意ください。
防水スプレーについて
防水スプレーでのケアをお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、yuhakuでは防水スプレーのご使用はおすすめしておりません。 スプレーを吹き付けた際、均等に成分が行き渡らず結果的にまだらなシミができてしまったり、表面に付着した成分がすぐに剥がれてしまい効果が得られない可能性があるためです。ご使用になる場合は製品の目立たない部分でシミにならないか試したうえで素材に合うものをご使用ください。メンテナンスについて
対象となりますのは、yuhaku正規品に限ります。また、yuhaku会員様限定のサービスとなっております。どちらもオンラインショップからお申込みいただけます。
ケアメンテナンス
ご自身でのクリームやワックスを使用した作業がご不安な方におすすめしております。お客様に代わりまして職人が素材に応じたクリームやワックスを塗布し、お手入れさせていただきます。磨き直し・染め直しメンテンナス
革の表情を活かした手染め染色製品は、ご使用環境の影響を受け徐々に経年変化していきます。汚れの付着による色ムラや、照明での長時間の照射による退色などが気になる方は、「磨き直し・染め直しメンテンナス」 のご利用をお勧めいたします。yuhakuの染色職人が一点一点確認のうえ、そのお品物に合った色の調整やツヤ出しを行います。
「磨き直し・染め直しメンテンナス」は、色をご購入時の状態に戻すのではなく、経年変化した革の色味を整える作業になります。とくに、暗くなった色を明るくする、ということは出来かねますのでご了承のうえご相談くださいますようお願いいたします。
磨き直し・染め直しメンテナンス事例
「牛革」
ベースの色:Blue
染料の色が抜けたところに元々の革の肌色が混じり、全体的に緑色に変色していました。
青い染料を入れるとさらに色が濃くなってしまい濃淡の差がなくなってしまうため、現状の色を活かしてグラデーションを再現しました。
「コードバン」
全体的に汚れと小傷が多かったので、器具を使い傷をなだらかにして汚れを取り除き、全体的な色調整を行ったうえで少し艶を出しました。
ベースの色:Blue
染料の色が抜けたところに元々の革の肌色が混じり、全体的に緑色に変色していました。
青い染料を入れるとさらに色が濃くなってしまい濃淡の差がなくなってしまうため、現状の色を活かしてグラデーションを再現しました。
Before |
After |
「コードバン」
全体的に汚れと小傷が多かったので、器具を使い傷をなだらかにして汚れを取り除き、全体的な色調整を行ったうえで少し艶を出しました。
Before |
After |
水ジミ
水分が付着した革はすぐに拭き取ることでシミを防げることもありますが、浸透してしまうと水ジミや水膨れになってしまい元に戻せません。
「牛革」
水滴が付着して時間がたったもので、水滴があった部分の縁が変色していました。染料を入れ直して全体の色を調整することで変色が目立たなくなりました。
「コードバン」
水滴が付着した部分のコードバン層が毛羽立ち、ガサガサした質感になってしまっていました。器具を使い毛羽立ちを落ち着かせ、染料による色調整も行い目立たなくしました。
水滴が付着して時間がたったもので、水滴があった部分の縁が変色していました。染料を入れ直して全体の色を調整することで変色が目立たなくなりました。
Before |
After |
「コードバン」
水滴が付着した部分のコードバン層が毛羽立ち、ガサガサした質感になってしまっていました。器具を使い毛羽立ちを落ち着かせ、染料による色調整も行い目立たなくしました。
Before |
After |
擦り傷
爪などによる小傷が多く見られました。器具を使い毛羽立ちをなだらかにしたうえクリームで馴染ませ、染料による色調整も行いました。
Before |
After |
引っ掻き傷
深い引っ掻き傷は、革の表面が削り取られてしまっているため修復は困難です。器具を使い傷を浅くしたうえ暗い色味で染色し、傷が目立たなくなるよう修復いたしました。
Before |
After |
修理について
対象となりますのは、yuhaku正規品に限ります。また、yuhaku会員様限定のサービスとなっております。修理の流れ
- ページ下部の「修理依頼・相談」よりフォーム内の項目をご記入の上、送信してください。
- ご入力情報を確認後、当社スタッフよりメールにてご連絡いたします。
※修理内容によってはご連絡までに日数がかかる場合がございます。
※製品の状態によっては修理ができない場合もございますので予めご了承ください。 修理が可能な場合、当社リペアサービスまでお送りください。
- 送料はお客様負担となります。元払いにてお送りください。
- 製品は当社スタッフからご連絡を差し上げてから1週間以内にお送りください。
- 製品到着後、1週間以内にお見積り金額と納期をメールにてお知らせいたしますので、
内容をご確認のうえ指定の期日までにご入金をお願いいたします。 - ご入金を確認後、修理作業を開始いたします。(ご入金後のキャンセルはいたしかねます。)
- 修理作業完了後は迅速にご返送させていただきます。
修理事例
コバ補修
ご使用いただくなかで、革の切り口部分であるコバが擦れ、コバ剤が剥がれてしまうことがございます。剥がれた部分に水分などが付着すると、革の裏側や芯材に浸透してしまい劣化に繋がります。コバ剤が剥がれた場合は放置せず、早めの補修をおすすめします。
Before |
After |
ファスナー修理(スライダー)
ご使用いただくなかで、負荷による金属疲労でスライダーが破損することがございます。新しいスライダーと交換することで、より長く製品との時間をお過ごしいただけます。スラーダーの種類のより金具以外の素材が必要となる場合がございます。
Before |
After |
Before |
After |
ホック修理
経年やご使用環境によりホックのバネが破損し、留まらなくなることがございます。新品と交換することで再びしっかりと留まります。
Before |
After |
※ホック修理の場合、アタマと呼ばれる金属部分が外側から見える仕様と、外装と内装の間に隠れている仕様があり、後者の仕様の場合は製品を解体する必要があるため普段の修理よりもお時間をいただくことがございますので予めご了承ください。
汚れ
付着した汚れはすぐに対処すれば取り除けることもありますが、時間がたってしまうとなかなか落ちないものです。 取り除けない汚れは染料を入れることで目立たなくなる場合がございますので、一度ご相談ください。シワ、型崩れ
長時間の折りジワや芯材にまで影響する型崩れの場合、修復が不可能になってしまいます。製品を保管の際は、詰め物などをして型崩れを起こさないようお気を付けください。修理のご依頼やご相談
ご入力情報を確認後、当社スタッフよりメールにてご連絡いたします。
状態によっては修理が不可能なものもございますので予めご了承下さい。