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yuhakuについて






yuhakuのアイデンティティ



私たちは染色を基調に、色にこだわりをもった製品を提供します。
絵を描くように、複数の色を手作業で重ねる染色はyuhakuの職人だけが持つ技術です。
革一枚一枚と向き合い丁寧に染め、磨き上げることで、
透明感を持ちながらトラや血筋など革本来の表情を生かし深みのある色に仕上げることができます。
タンナーでつくる色は、素材と色の掛け合わせを考慮しながら、希望どおりの色が完成するまで何度も試作を重ねます。

こうして出来上がる色は、すべて感性によって作られるもの。

それは不完全な完全。

デジタル化が進む現代において、人の感性から生まれる色はかけがえのない存在であると信じています。

また環境への配慮として、全て手作業で行われるyuhakuの染色は廃液を一切出さず、汚水を生み出すことはありません。
私たちはこの独自の染色技術に誇りを持ち、未来の伝統工芸に昇華させることを目指します。




yuhakuのルーツ



yuhaku

創業者の仲垣友博は学生時代、建築を専攻。
同時期に雅号「ユウハク」にて絵画を中心としたアート活動をスタート。
後に、シューズブランドに勤務。デザイン業務に携わる傍ら、独学で革製品作りを始める。

2006年、オーダーメイドの革製品の製作を行うアトリエ『ameno spazio』を横浜に開設。
革製品の製作と共に革染色の研究に没頭。違う角度から革を知ることで、
絵画の技術を応用した独自の染色技術が生まれることとなる。

2009年、オリジナルブランド『yuhaku』を始動。
同時に株式会社ユハクとして改組。

色を引き立てるための引き算のデザインと、建築の知識より生まれる独自の設計。
素材への飽くなき追求より生まれるブランド『yuhaku』。

想像し創造する信念の元
手染めの技術を日々進化させ、職人の育成にも力を入れている。





略歴



yuhaku

企業・団体名: 株式会社ユハク
代表者名  : 仲垣友博
ふりがな  : なかがき ともひろ
肩書き   : 代表取締役
出身地   : 福井県
経歴    : 1976年7月12日生

福井県出身 関東学院大学中退、建築を専攻。
同時期に雅号「ユウハク」にて絵画を中心としたアート活動をスタート。
後に、シューズブランドに勤務。デザイン業務に携わり日本中で大ヒットしたシューズを手掛ける。 デザイン業務の傍ら、独学にて革製品作りを始める。
2006年、オーダーメイドの革製品の製作を行うアトリエ『ameno spazio』を横浜に開設。 革製品の製作と共に革染色の研究に没頭。固定観念にとらわれない独学ならではの発想から、絵画技術を応用した独自の染色技術を生み出す。
2009年、オリジナルブランド『yuhaku』を始動。 同時に株式会社ユハクとして改組。
2010年、伊勢丹新宿MENS館で取り扱われるようになり、その後、各有名百貨店で取り扱われる。
2017年:横浜本店、2019年:大丸心斎橋店、2020年:銀座店、2022年:名古屋店をオープンさせる。





メッセージ



「日々の暮らしに彩を」


心の中の美しい情景を投影したyuhaku のグラデーションカラー。
独学による試行錯誤を長年繰り返して辿り着いた染色技法は、絵画技法を応用することで生み出されました。
有機的なグラデーションと相反する無機的な直線を掛け合わせたyuhakuの製品には、
無駄を削ぎ落とした先に生まれる美のためのデザイン哲学が詰め込まれ、
使う人の心にまで彩をもたらすことのできるArt作品でもありたいという願いが込められています。



「いのちへの敬意と感謝を込めて」


私たちは食肉の副産物である皮革に、再び命を吹き込む気持ちを込めて製作しています。
美しさを追求することの意味、大切に扱っていただける製品づくりの意味が
いのちへの敬意と感謝にあると気付いたとき、本当の意味で信念を持てました。



「Artで生きていく」


「yuhaku」の原点は、Artを志して大学を中退した19歳のあの日でした。
靴の販売員のアルバイトをしながら絵を描く日々の中。
「絵を描いているなら、靴をデザインしてみたら?」という上司からの一言をきっかけに、いつの間にか革にどっぷりはまっていました。
そしてある時、靴の氷河期と言われたあの時代に世の中が模倣するようなヒット作をデザインしたのです。
しかし、知名度の低いブランドだったために、逆に模倣と言われてしまい、
その悔しさが『自分でブランドを作るなら、模倣できないブランドを作ってみせる!!と、独立の後押しとなりました。



「想像し創造する」


人間に与えられた想像力は、宇宙へ飛び出し、インターネットをはじめとする様々なイノベーションを起こしています。
機能性だけでない新しい価値を持つレザーブランド「yuhaku」を独学で築き上げたことは、「想像し創造する」をなくしてありえません。
最初から出来ないと決めつけずに、知識を取り入れたうえで考え、そして実行する。
「3歩進んで2歩下がる」とはよく言いますが、進む3歩も下がる2歩も全てが夢のための1歩と考え、
最後まで歩みを止めない覚悟が「yuhaku」を生み出したのです。

今後もこの気持ちを忘れずに、世界一美しい革製品を日本の伝統的工芸にすることを目標に社員とともに、勤しんでいきたいと思います。







世界一の手染めレザーブランド yuhakuができるまで




vol.01: 革の品質管理


何色もの染料を使い、手染めで美しいグラデーションを作り出す「yuhaku」のレザー。このブランドのモノづくりは、世界でも唯一と言われる独創的な染色手法と細部にまで行き届いたこだわりに支えられている。





vol.02:手染め


仲垣氏が長年にわたって行ってきた絵画制作の技術をもとに、研究を重ねて完成させたのが「yuhaku」の手染め技術。革を染めながら、色を重ねていくこの技法は世界でも類を見ない独自のものだ。





vol.03: 磨き


手染めと並んで仕上がりの印象を大きく左右するのが磨きの工程。「yuhaku」では、バフ掛けやグレージングなどといった磨き・艶出しの工程に多くの時間を割いている。豊かな質感や触感、艶感と、手染めによる美しいグラデーションが響き合うことで「yuhaku」の革が完成する。





vol.04: 商品開発


手染めによる独特なグラデーションだけではなく、使いやすさでも評価の高い「yuhaku」。今回は商品開発について紹介していこうと思う。









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